路上喫煙注意された親子が鉄パイプ殺人未遂で逮捕!タバコ吸いはつらいよ

事件・事故

2月14日、大阪府吹田市で少年とその父親が逮捕された。

路上で歩きタバコをしていた少年(19)が、その場に居合わせた男性に注意される。

腹を立てた少年は父親に電話して泣きつき、親子で男性に鉄パイプで仕返ししたというのだ。

なぜこのような愚かな事件が起こったのだろうか?

路上喫煙注意・逆恨み殺人未遂事件の概要

鉄パイプで男性の頭を殴るなどして重傷を負わせたとして、大阪府警吹田署は14日、殺人未遂容疑で府内の建設作業員の少年(19)とその父親(49)を逮捕した。いずれも殺意を否認しているという。

 2人の逮捕容疑は14日午後7時ごろ、大阪府吹田市藤白台の路上で、同市内の自営業の男性(33)の頭などを鉄パイプで複数回殴るなどして、鼻付近や左手小指の骨を折る重傷を負わせたとしている。

 同署によると、男性が路上喫煙していた少年を注意したところ、少年から連絡を受けた父親が鉄パイプを持って現れ、2人で男性を襲ったとみられる。同署が詳しい経緯を調べている。

産経WEST

狭まるタバコ吸いの肩身・・・喫煙者の怒りのやり場はどこへ?

歩きタバコを注意された仕返しでの「暴力行為」は、言語道断。明らかに間違えている。
それは大前提として、その原因には「タバコ吸いはつらい立場にある」という現実が、根底にあるのではないか。

タバコは、日本では法律的に認められた嗜好品の一つである。
しかし、タバコは副流煙・臭いなど周りにも悪影響を及ぼすため、喫煙者の社会的モラルが問われている。

喫煙者の肩身は、どんどん狭まっている。

例えば、喫煙場所だ。
筆者も過去に喫煙していたが、気軽にタバコを吸う場所が簡単に見つからない。

駅でタバコを吸いたくなったらホームの端まで歩いて行ったり、駅そのものがタバコが吸えない場所だったりする。

他にもある。タバコ税の急激な値上げだ。
タバコ代は、ここ10年で約2倍近くまで膨れ上がっている。異常ではないか。

メビウス(旧マイルドセブン)の場合、10年前の2010年の時点では250円だったが、2020年2月現在は490円でである。

「先日コンビニに行ったら、280円の煙草が「激安タバコ」として売られていて驚いた。280円でも激安なのかと。しかも、箱の長さがかなり短い。」(10年以上前に禁煙に成功した人)

また、喫煙者は就職・転職にも不利だ。
近ごろは、喫煙者を採用しない方針にしている企業も多い。

かつては職場のデスクで、プカプカたばこをふかすことが許された時代もあったが・・・。
もはや喫煙者に市民権はない。

未成年でも簡単に喫煙できる日本

2022年4月1日民法の改正により、成人年齢が20歳から18歳に引き下げられることになった。
しかし、タバコが吸える年齢は20歳のまま据え置きとされた。

成人識別カード「Taspo(タスポ)」を導入しても、スーパー・コンビニではいまだ20歳未満でも簡単にタバコが買えてしまう。

本件のように、親が容認していればなおさら。

タバコは一度、吸いはじめたら地獄。
職場や家族、周囲にモラルを問われ、必ずどこかで肩身の狭い思いをするであろう。

タバコを吸うことが合法である限り、喫煙者を追い詰めることは得策ではない。
喫煙者のモラルを求める前に、一定の範囲内に喫煙場所を確保するべきだ。

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